ブルサ山火事、逮捕者21人に
2025年07月27日付 Cumhuriyet 紙


ブルサ県ギュルス郡ケステル地区で発生した森林火災は、オスマンガズィ郡アヴダンジュク地区にまで迫った。一夜明け、悲劇の規模が明らかになった。ユルマズ・トゥンチ法務大臣からは、6月26日以降これまでに発生した森林火災で、関連する容疑者21人が逮捕され、47人に司法監視決定が下されたと発表した。

100ヘクタールあまりの土地を焼き尽くしたブルサでの火災で、3地区485世帯1765人が避難を余儀なくされた。火災は消防隊の夜どおしの懸命な消火活動の結果、ほぼ鎮火した。
イーディル地区、ナルルデレ地区では、松林が灰煙に包まれる様子が確認された。

■一夜明け、火災規模が明らかに

1000以上の官公庁機関、自治体、ボランティアが加わった消火作業は一晩中続き、火災は鎮火した。炎が鎮まった森は煙が上がり、灰色に変わり果てた松の木が残された。
オスマンガズィ郡で、無人となったアヴダンジュク村では、火が住宅地へ広がる前に鎮火されたことも明らかになった。

■3地区480世帯1765人が避難

ブルサ県庁発表では、ギュルス郡農村部で発生した森林火災で、カラフドゥル地区170世帯708人、イーディル地区220世帯600人が避難。火災が拡大したオスマンガズィ郡では90世帯、アヴダンジュク地区から457人、合計480世帯1765人が安全に避難したと報告された。

発表では、消火活動には作業者1163名と車両496台が動員され、活動は休みなく続けられたとの記載がみられた。

■オルハネリ郡での森林火災は鎮火

ブルサ県オルハネリ郡ハルマンジュク道メイヤン地区で発生した森林火災は10時間後に消火された。火災の勢いは弱っており危険な状況ではないと確認された。

■ウラルオール運輸・インフラ大臣発表

トルコ運輸・インフラ省アブドゥルカディル・ウラルオール大臣はSNSで、「現地で続いている作業を空中から確認し、作業の最新進捗状況を得た。我々のチームは休みなく消火活動を続けている。火災の勢いは弱まっている。献身的に炎と闘うすべての英雄たちに、彼らの負担が軽くなるよう願っている」と述べた。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:60548 )