エジプト:「第33回シタデル国際歌謡祭」でパレスチナ楽団の演技に拍手喝采
2025年08月21日付 al-Quds al-Arabi 紙


■パレスチナ国旗、城砦内での野外歌謡祭の空にたなびく

【カイロ:本紙】

エジプトの首都カイロの城砦(シタデル)にある野外イベント広場「マフカー劇場」で催されている歌謡祭で、パレスチナの楽団「カヌアーン」がいくつかのショーやパレスチナの伝統音楽を披露すると、観客は盛大な拍手を送った。

大勢のエジプト人観客と共感し一体化する中、楽団(のメンバー)はシタデル野外歌謡祭の舞台から空に向けてパレスチナ国旗を掲げた。

「第33回シタデル国際歌謡祭」は、先週の金曜日から明日土曜日まで開催されている。期間中、アラブ世界を代表する著名なアーティストが一堂に会する。アリー・ハッガール、ハーリド・サリーム、アフマド・ガマール、ムスタファー・ハッガーグ、ピアニストのアムル・サリーム、マリンバ奏者のネスマ・アブドゥルアズィーズ、ヒシャーム・アッバース、ファトヒー・サラーマ、マフムート・トゥハーミーらが圧巻のステージを繰り広げている。

「シタデル国際歌謡祭」はこの地域で開催される最も有名なアートイベントのひとつと言われている。会場であるサラーフ・ディーン・アイユービー城砦の魅惑的な雰囲気が祭典に独特な歴史的趣を添えている。今年の歌謡祭では、アラブ古典音楽から本場のオリエンタル歌謡、現代の音楽作品まで幅広い演目が上演されている。

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( 翻訳者:雨宮有希 )
( 記事ID:60692 )