暗号通貨取引所創設オゼル、刑務所内で死亡
2025年11月01日付 Cumhuriyet 紙


暗号通貨取引所Thodexの創設者で多人数を騙した罪で逮捕されたファルク・ファティフ・オゼルが入所していたテキルダーF型高等セキュリティ閉鎖型刑務所の部屋で首を吊った状態で死んでいるのが発見された。

「組織の創設、運営、組織に所属した罪」、「悪質詐欺」、「資金洗浄」の罪で11,190年6か月の禁固刑を求刑されたファルク・オゼルが1日朝、テキルダーF型高等セキュリティ閉鎖型刑務所の独居房の風呂で首を吊った状態で見つかった。

■「自殺」と判断

職員が調べたところ、オゼルの死亡を確認した。オゼルは自殺したとみられる一方で、事件に関する捜査が開始された。

■検死解剖が行われた

テキルダー・イスマイル・フェフミ・ジュマルオール市立病院の遺体安置施設内にある法医学研究所で、オゼルの正確な死因を判定するため検死解剖が行われた。

■家族が遺体を引き取った

オゼルの遺体は朝方にテキルダー市立病院の法医学研究所から運び出された。司法手続きを終え、オゼルの遺体は近親者によって引き取られた。検察はオゼルの死亡にについて捜査を続けている。
ファルク・ファティフ・オゼルは暗号通貨取引所Thodexを創設し、多人数に対する詐欺の容疑をかけられ、2022年8月30日に逃亡先のアルバニアで拘束されてトルコへ移送されていた。

■トゥンチュ法務相「捜査を開始した」

地震地域評価会で新聞記者の質問に答えたユルマズ・トゥンチュ法務相はオゼルの死亡について以下のように述べた。
「我々も今ここでその件を聞いた。先ほど報せが入ったのだ。無論すぐに刑務所の運営を通じて刑務拘置所総局長に連絡した。当然自殺の疑いがあると言及されている。初動捜査の結果、自殺したとの情報があった。
無論この件の捜査を開始し、続行している。捜査の結果で正確な死因について明らかになるはずだ。しかし現時点での、初動捜査の結果は自殺である。もちろん現在刑務所の運営があらゆる措置をとっている。独居房に入っていたのは犯した犯罪に対してこのような措置をとったためだ。テキルダーF型高等セキュリティ刑務所で部屋に一人でいたため自殺の疑いがある。無論刑務所の部屋の入り口にはカメラがある。どんな疑わしい状況が起きていたかどうか、これらもすべて捜査されるだろう。」

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:61092 )