シリア情勢、どこへ
2026年01月25日付 Milliyet 紙


シリア大統領アフマド・アッ=シャラア大統領は、YPG(シリア民主軍)のシリアへの統合のために、マズルム・アブディ氏に寛大な提案を行った。

憲法制定議会においては、人口の割合に応じた議席を有することになるが、YPGは憲法制定議会のために行われた選挙をボイコットした。シャラア氏は、自身の定数議席を使い、議員権を与える予定だ。この提案ののち、政界では初めて肯定的な進展があった。マズルム・アブディ氏は、エルビルでシリア担当特使トム・バラック氏とおこなった会合で提案されたポジションのため、自身が明示したリストを与えた。

組織は今日に至るまで提示されたポジションに関して、全く人名を与えていなかった。
そのため『ユーフラテス川の東』問題が解決されることも可能である。

■停戦は15日間延長

YPGは、土曜日の夜に満了する停戦期間を一か月延長するのを望んだ。

シリアは3月10日に合意したように第二の投票プロセスに入ることは望んでいない。

合意は、アメリカが7000人のイスラーム国(IS)の囚人たちをイラクに移送するプロセスは、シリア政府によって15日間延長された。

シリアの国内では1700人のISの囚人たち、さらにそれ以上のISのメンバーたちの夫人と子供たちが囚われたアル・ホルのようなキャンプが残ることになる。
国連は、このキャンプが統治されるための提言をおこない、この提言は評価が行われている。


■カンディルのサボタージュの努力、スレイマン・シャーの犠牲者たち

(トルコ)アンカラ政府の、シリアにおいて起こったことについての具体的な分析がある

これらのうちの一つは、カンディリの名のもとでテロ首謀者バホズ・エルダル氏が、
プロセスが破談となるために与えた命令である。

YPGにおいてこの命令に従うものたち、そしてまた撤退のプロセスをできる限り血に染められる状況にもたらそうとする働きかけがある。

スレイマン・シャーの霊廟を明け渡さなければいけなくなったYPGたちは、撤退の際にあたりを地雷と仕掛け罠で覆いつくしたためにシリア軍に10人の犠牲をもたらしている。

アンカラ政府の見込んでいるところではカンディルでコバーニの蜂起を引き起こそうとしているという事実がある。

通りで小さな規模の騒乱が見込まれていないわけではないが、これに対しての必要な対策もとられている。

人民平等民主党(DEM党)の会合が延長されることは、影響を与ええる状況が生まれることを防ぐ名目の重要な進展となった。

■アンカラの立場:クルド人たちは他の防衛者の必要はない・・・・

最新の進展は『テロなきトルコ』への努力を押し止めてしまうのか、もしくは完全な転換をもたらすのだろうか?

全ての人の頭に浮かんでいるこの問題の答えはシンプルだ。シリアにおいて変わり続けているバランスは、実際のところプロセスをより簡単に進展させることが出来る状況をもたらしている。

この分析というのは間違った見立てではない、それどころか、『テロのないトルコ』のプロセスにおいて、シリアは一つの重要で中心的な位置となり、一つの『ストッパー』のポジションとなったようだ。現在、このストッパーは完全に取り除かれた。

アンカラは、クルド人たちの感情を理解し、プロセスをしっかりとした形で包摂する政治を目撃するだろう。

エルドアン大統領は、水曜日のグループの会合において用いた抱擁するような言葉は、トルコが存在している中で、クルド人たちには他の擁護者の必要がないということが、主要なメッセージとなるだろう。この点において、議会における委員会が用意をした報告書、その報告書に掲載される分析は非常に重要になる。

この報告書ののちに始まることになる法制化作業もまたプロセスが平和裏に進むためのカギとなる。

■電話がなる

アンカラは、シリアにおける作戦のプロセスにおいて市民の犠牲を生じさせないようにシリアに対してあらゆる形の提案をおこなった。

シリア政権もこの問題に関してはかなり神経質な姿勢を示した。
アレッポにおける、シャイフ・マクスード地区の作戦において起こった唯一の事件以外には事件は起こらなかった。

これに対してソーシャルメディアで拡散された何十もの誤情報や殺戮の主張に対してアンカラは、無関心ではなかった。

例えばこの問題に対して電話をかけて、「村々が焼かれている」という電話が来たのに対して、「アンカラは、いずれかの村が焼かれた、という状況があっても外交が実現される努力をおこなっている。現在まで、主要な主張以外には具体的に提示できるような事件は起こっていない。」

■トム・バラック:再び同盟の扉を開いた男

アンカラの状況に対処をする作業の中で一人の男の存在に言及しないわけにはいかない。

その男は、アメリカの駐アンカラ大使でシリア特使のトム・バラック氏である。

バラック氏は、カンディリの、マズルム・アブディ氏を完全に支配していることに注意を払い、これに対しての正しい報告書を提出した人物である。

このためにも親イスラエル派であり何らかの元老的な立場の者や、過去においてイラクを分断した憲法の創案者のうちの一人で、シリアを分断しようとする計画の重要人物であり、ワシントンを同盟の代わりにテロ組織と共同作業を行おうと説得をしたアメリカ合衆国の中東政策調整官ブレット・マクガーク氏のような人物の標的となっている。

■ナポレオン2.0、マクロンのむなしい努力

フランス大統領マクロン氏はまるで後継者として、自身をナポレオンであるかのように考えている強迫観念は、まったくあからさまだ。

その強迫観念は特に意味があるとは言えない。フランスがアフリカから最も多くの軍隊を引くことになった時期もまた、マクロンの時期であった。

メルケルののちに、ヨーロッパのリーダーの服に合わせることのできないフランス大統領は今日に至るまでシリアの環境を汚そうと試みている様子である。

フランスは、シリアにおいて確かな算段もなく、その力もない。しかしながらマクロンは、トランプとともに介入したエゴの闘争を、シリアのフィールドで継続している。アメリカが放棄した空白を埋める男の位置に衣替えをしようとしている。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:61544 )