■輸出量の増加による柑橘類の価格上昇
【ダマスカス:本紙】
野菜・果物商人・輸出業者委員会のムハンマド・アッカード副委員長は、市場における柑橘類価格の上昇は、湾岸諸国やイラク向け輸出の増加に加え、シリア沿岸部での豪雨のため、このところ収穫が難しかったことによるものだと明らかにした。
アッカード氏は本紙の取材に対し、今季の柑橘類の生産量は昨季より少ないと述べた。その減産の理由として、沿岸部の柑橘類農家の一部が、柑橘類より収益性の高い熱帯作物やバナナの栽培に切り替えたことを挙げた。
さらに同氏は、現在市場に出回っている果物のなかで、バナナがもっとも安いと指摘した。バナナはリンゴや柑橘類よりも安く、ここまで値下がりしたのは何年ぶりかという水準で、その背景には市場での供給過剰があるという。
また、現在市場に出回っているのは、シリア沿岸部産の地場バナナのほか、レバノン産、インド産、エクアドル産、コスタリカ産のバナナだと説明した。
卸売価格は、レバノン産が1キロ当たり6,000シリア・ポンド、地場バナナとインド産が1キロ当たり約7,000シリア・ポンド、エクアドル産とコスタリカ産が1キロ当たり約8,000シリア・ポンドだという。
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( 翻訳者:田内香凜 )
( 記事ID:61894 )