結婚費用を減らすため村長たちが談合の上で取り決め、増す反発
2026年04月26日付 Medyescope 紙


シュルナク県の6つの村の村長は結婚費用を削減するために複数の決定を下し、そのうち女性たちがハライ(手を繋いで並ぶ踊りの隊列)の先頭になれないという項目は反発を受けて撤回された。

■シュルナク県の6つの村で結婚の取り決め

シュルナク県ウルデレ郡メンディカ地方と名付けられている数カ所の村の村長が一堂に会し、新たに結婚する若者たちの費用を減らすため共同で決定を下した。村長たちは決定を控えまとめて署名し、その一部に対して反発があった。

ギュルヤズ村、オルタダー村、タシュデレン村、オルタス村、ヘドネ村、ゼヴィヤ村の村長達が結婚式の取り決めを定めるため決定を下し、そのうち女性が今後ハライの先頭になれないという項目は大きな反発があり、村長たちは撤回した。

村長たちは共同発表を行い、下した全ての決定を正確に一語一語そのまま適用すると強調された。会見では「しかし、女性を悲しませ、女性の価値を貶めるいかなるアプローチを認めなかった。女性は、この社会の基本であり、源であり、営為であり、犠牲であり、名誉である。社会の力は、女性への価値の付与により測られる。私たちを生み、育て、自立させた女性たちを無いものと考えるという認識を私たちは全く有していない。彼女らは単に家族だけでなく、社会の柱である。女性がいる場所に生命はあり、実りがあり、繋がりがある。」と述べた。

会見の続きでは「このため女性たちは、かつて同様にハライの先頭にも、生活のあらゆる場所でも最前線に位置し続けるだろう。これは、許可ではなく、私たちの文化・価値・美徳が求めるものである。」と述べた。

■何があった

シュルナク県ウルデレ郡メンディカ地方として名付けられている6つの村の村長が集まり、新しく結婚する若者たちの費用を削減するため一連の決定を下した。村長たちは決定を控えまとめて署名し、その一部の決定に対して反発が届いた。

ギュルヤズ村、オルタダー村、タシュデレン村、オルタス村、ハダネ村、ゼヴィヤ村の村長たちは、結婚式の取り決めを定めるため決定を下し、その中に興味深い事項があった。そうした決定の中には、結婚式でサズの演奏隊とカメラマンに支払う料金に上限を設け、新婦のウェディングドレス着用禁止、舞台設営禁止、新郎新婦の前で踊りを踊ることの禁止といった注意を引く項目があった。

◾️花嫁に求婚に向かう際にデザート持参禁止、結納時の贈答品交換禁止

村長たちが下した決定の中には、花嫁に求婚する儀式の際にデザートを持参しない、結納時の贈答品交換禁止、結婚式の際には[新郎新婦へのプレゼントとして]100グラムの金のみを受け入れるといった経済的な制限がある。村長たちの決定には、花嫁と一緒に美容院に行く人数を制限するといった社会生活に直接影響を及ぼす項目があり、もう議論を呼んでいる。

村長たちが採った決定が結婚式費用を削減すると謳う一方で、とりわけ女性たちがハライの先頭で踊ることができないと言う決定は大きな反発を招いた。こうした決定が再度女性たちの社会生活の領域を制限すると議論をよんだ一方で、決定に従うか否かは注目の的である。メンディカ地方の六つの村の村長が決め署名した取り決めは以下の通り。

・サズ奏者たちには6万[リラ]以上の謝礼は払わない。
・撮影陣には3万[リラ]以上の謝礼は払わない。
・結婚式では新婦にはウェディングドレスを着せない。
・新婦・新郎の背後に舞台を設営しない。
・新婦とは3名以上が美容院に同行しない。
・[新婦となる女性に求婚の旨を伝える]仲人たちはデザートを持参しない。
・外部から来た人は村で結婚式前の生演奏を伴った女性だけの会を催さない。
・村(メンディカ地方)では新郎に[婚費援助のためお金を入れた]封筒を施す。
・結婚式では100グラムの金のみ[プレゼントとして]受け入れる。
・仲人たちはサズ奏者たちを帯同しない。
・撮影には3名以上赴かない。
・女性たちはハライの先頭で踊ることができない。
・結婚式以前に結納の名の下で[プレゼントを入れた]スーツケースのやり取りを行わない。

(注)この決定を下したのはシュルナクの有力部族のうちの一つ、ゴヤンが定めたもののようである。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:62019 )