新興教団が社会に残したものは何か
2026年05月17日付 Medyescope 紙
本紙のルシェン・チャクル編集長は、トルコにおけるイスラムの新興教団が到達した現状を評価した。チャクル編集長は、教団が見た目は強いが、もろい組織に変化したと主張した。
本紙のルシェン・チャクル編集長は、トルコにおけるイスラムの新興教団の現状を評価した。チャクル編集長は、金曜日にボアジチ大学でかつての同僚であり、研究者のハイリイェ・オズユルト氏の学生達と集ったと述べた。教室には3〜4人はスカーフを着用した学生もいたおしゃべりの中でジャーナリズム、政治、イスラム主義運動について語り合ったと述べた。学生たちがスレイマン派やメンズィル教団といった組織について尋ねてきたと述べたチャクル編集長は、本来聞きたいことが「新興教団を通じて何が残ったのか」というものであったと強調した。同編集長は、翌日、新興教団の中で影響力のある知り合いと長時間の話し合いを行い、当人物の内部からの観察を共有したと述べた。
■教団は強く見えるがもろい
チャクル編集長は、新興教団が、現在見た目は強く、政権と相互に必要な関係を保っていると述べた。しかし、組織が実のところ深刻に脆弱化していると主張した。こうした2つの具体例として、イスマイル・アー教団のマフムト・ホジャの死後に起きた分裂、メンズィル教団のシェイフの死後、子供たちがお互いに諍いを起こしたことを挙げた。チャクル編集長は、こうした分裂がイスラム史や教団の歴史において新規なものではないがトルコで急速に生じていると述べた。分裂に際し信仰上の論争がなく、問題が「私はもっと[教団を]よくまとめ、可能性をより上手く活かす」という軸に収斂している主張した。
■1985年から2つの面が明示的
チャクル編集長は、1985年から注目してきた教団の隆盛期に2つの基本的な面が明示的であると伝えた。この一つが人々が意味を求め信仰との関係を深めようという願望であると述べた。また、二つ目が中央によって周縁化された人々が社会的な結びつきを必要としていることである述べた。チャクル編集長によると、教団は、特にアナトリアで低所得者層に死後と現世を結びつける場所を提供していた。同編集長は、政治的中枢に辿り着いて中心に位置取って可能性を増やした後に、結びつきの側面が後景に退いて、その代わりに手にした物を守り、より多くを手にしようという動きが取って代わったと強調した。さらに、チャクル編集長は、教団を通じて子供の就職斡旋と入札の取得といった現世の現実的なことが、もはや貧困による不当な扱い[を問題にするの]ではなく、手にした力を強化するという形で機能している、と述べた。
■教団が現世的な場所に移行したと強調
チャクル編集長は、教団での仕事がもはや十分に信仰以外の分野に移行していると主張した。マドラサとそこでの子供達の教育が続いているが、ジュベリ・アフメト・ホジャが講話の中で話したテーマの大部分が、「この世の手続きである」と述べた。
チャクル編集長は、スーフィズムに課せられた内面との向き合い、「僅かな食べ物と一着の外衣」という共通認識が後景に退いたと述べた。ジュベッリ・アフメト・ホジャがプロのチームを使って撮影した動画を通じてある種のユーチューバー役を行っていると述べた。
チャクル編集長は、教団が「チューリップ時代」の終わりに急速に近づいていると主張した。教団・新興教団の問題がもはや職業問題に転じたと強調した。こうした組織の主、代表取締役は、人事部長とともに本国と世界規模に支店がある会社のように働いていると述べた。さらに、同編集長は、デジタルの能力を最大限活用する組織が明確に成功し、戸惑っている人々の状況は明るいものではないと述べた。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:62123 )