スレイマン派教団長クリシュの建設させた巨大ケルン本部はこれ
2026年08月16日付 Hurriyet 紙
アンカラのトルコ共和国検察がアリハン・クリシュの違法組織に対して行っている捜査の一環で、同組織が独ケルンに建設中の7000万ユーロ相当の本部ビルの映像が公開された。捜査ではクリシュ一族が所有する不動産191件が特定され、「イスラム文化センター連合(VIKZ)」名義で建設中の巨大複合施設が資金洗浄目的で利用されたのではないかという疑惑も捜査項目となった。
アンカラのトルコ共和国検察が、営利団体「アリハン・クリシュ違法組織」に対して行った捜査でアリハン・クリシュを含む32人が逮捕され、6人に対して司法的な処分が下された。
捜査では、クリシュやその家族が所有する不動産計191件が判明。さらに一連の摘発作戦のなかで、ドイツで「イスラム文化センター連合(VIKZ)」という名称で活動するグループが建設している施設の存在が明らかになり、さらに完成後、同グループのあらゆる事業がこの施設に移転される見込みであることも確認された。
約1万2600平米の敷地に総工費約7000万ユーロをかけて建設されているこの複合施設は、完成すればVIKZのドイツにおける最重要拠点の一つとなることが予想されている。
■延床面積1万7,763平米
VIKZ創立50周年を記念し、2023年3月14日にこの複合施設の起工式が行われた。2027年夏の完成が見込まれている。同施設の延床面積は1万7,763平米で、センター内には運営部門のほか、教育サロン、会議室、礼拝室、学生寮、ゲストハウス、レストラン、図書館、交流スペースなどが設けられる予定。工事プロジェクトの総面積は約3万2,800平米といわれている。センター内には881人収容の礼拝室、231床の学生寮、114床のゲストハウス、172台分の駐車場が計画されている。
前述の起工式には、VIKZのアリ・イルマズ会長や理事会メンバーに加え、ケルンの自治体関係者、元ケルン市長フリッツ・シュラマ氏、ミュンゲルスドルフ市民協会の代表者、近隣カトリック教会の司祭、さらに建築チームの代表者らが出席した。この大規模複合施設のための資金は、会員の拠出金、寄付、および融資によって賄われているという。
一方、アリハン・クリシュ率いる利益目的犯罪組織に対する捜査では、ケルンに建設中のこのセンタービルは資金洗浄に利用されていたのではないかという疑惑についても調査が進められている。
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( 翻訳者:原田星来 )
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