痛恨の敗戦から48時間にわたりアル=ザマーレク本拠地で叫び声が響く(アル・アハラーム紙)
2005年09月22日付 Al-Ahram 紙
■ハラス・アル=フドゥードゥ戦の痛恨の敗戦から48時間にわたりアル=ザマーレク本拠地で叫び声が響く
4選手出場停止、ジャアファルの退団拒否 アル=アハリー戦のイスマーイーリーヤ開催を主張
小さなチームの勝利は反響を呼ぶ。大きなチームの敗北もまた、反響を呼ぶ。アレキサンドリアのアル=マクス・スタジアムで5対0の完全な勝利を成し遂げたハラス・アル=フドゥードゥとその運営陣の歓喜の大きさに比例して、ミート・ウクバにあるアル=ザマーレククラブの本拠地では、サッカーリーグ第五週の最後に起きた痛恨の敗戦の後48時間にわたり、叫び声が続いた。この敗戦はアル=ザマーレクにとって、古くからあるトーナメント戦を除いたリーグ戦史上最大の敗戦であり、クラブの本拠地で昨日会議を開き、敗戦の跡を素早く取り除くための対応策が示された。その中にはミドハト・アブドゥルハーディー、ワーイル・アル=カッバーニー、ターリク・アル=サイイド、サーミフ・ユースフの四選手を、試合での怠慢により出場停止にすることが入っている。また、ファールーク・ジャアファルがアレキサンドリアで宣言した退団は拒否された。運営会議の議長と副議長の対立の中、イスマーイール・サリーム氏がアル=ザマーレクに参入して権力を振るおうと試みたが、これは失敗に終わった。
同時に、治安関係方面との合意で、アフリカ選手権のアル=ザマーレク・アル=アハリー戦をカイロのアル=ムカーウィルーン・アル=アラブ(アラブ・コンストラクターズ)スタジアムでの開催を決めたエジプトサッカー連盟の決議にも関わらず、アフリカ選手権の会場問題が再び浮上し、ザマーレクの消息筋は、ザマーレクはイスマーイーリーヤで試合をすることを明らかにした。また、特にアル=アハリーがエジプトサッカー連盟に送った公式書簡でイスマーイーリーヤで試合を行うことを拒否した後、ザマーレクはアフリカサッカー連盟の大陸王者リーグにむけて構成された予定表を無視して、アル=アハリー戦の日まで非公開キャンプを行う。
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翻訳者:村山誓一
記事ID:950