ナショナルチームの最終メンバー、来週発表 ハムシャフリー紙
2006年08月02日付 Hamshahri 紙
【ハサン・ヘイダリー】サッカーイランナショナルチームはアジアでの威信を守ろうとピリピリした日々を送っている。サッカー連盟の首脳陣はナショナルチームがアジアカップ予選に全力で臨むことを目指し、あらゆる努力と専門的なパフォーマンスを惜しまない。
数日内にペルセポリスの選手が合宿に加わることで、ナショナルチームの練習はさらに秩序を増し、ガルエノウイー監督も手応えを得ながら自分の理想のフォーメーションを展開することができるだろう。アーリーハーン・ペルセポリス監督も昨日、「期限よりずっと早く選手たちをナショナルチームに引渡すつもりだ」と発言した。それでナショナルチームのピリピリ感も少しは和らぐだろう。
今日のナショナルチームは初めての力試しとしてラーヘアーハンチームとの試合に臨む。イランチームの練習がまだナショナルチームキャンプレベルで続けられている一方、シリアナショナルチームは地域レベルの練習試合を続けている。このチームは今週、ヨルダンとの試合に0対3で敗北し、今週金曜日はマナーマでバハレーンと対戦することになっている。シリアはこのような試合を通じ、選手たちを対イラン戦に向けて絶好のコンディションに持っていこうと努めている。
我がナショナルチームも今週、午前と午後2回の練習を続けている。午前はエンゲラーブ総合スポーツ場にて、パルヴィーズ・キャマースィーの指導のもと、選手各自が体をさらに慣らすための練習を行い、午後の練習ではまず15分間体を動かして温め、ミールザープール、ルードバーリヤーン、ラフマティー、ターレブルーのキーパー陣は、キャリーム・ブースターニーの指導のもと個別練習に取り組み、他の選手たちはボールを使っての戦略的作業にとりかかる。練習の最後、選手たちは赤と緑の2グループに分かれ、ミニグランドでグループ対抗試合をする。
現在、ナショナルチームの選手で怪我を負っているのはハーディー・ショクーリー、アラヴィー、ナヴィードキヤー、アッバースファルドなどである。アミール・ガルエノウイー監督はチームの最新状態について、「ナショナルチームのコンディションは日増しに良くなっており、来週から海外組が加わることでより真剣味が増すだろう。来週からの練習は戦略固めを踏まえたものになるだろう」と語った。
また、海外組の参加について、「UAEのリーグでプレーする選手たちは来週日曜までにテヘランに着くし、ヨーロッパ組もFIFAの規定にしたがって公式戦の3日前までにはナショナルチームに合流するだろう。ナショナルチームの最終的なメンバーは来週終わり頃に発表される」と語った。
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翻訳者:吉村 かすみ
記事ID:3173