セニョーラ首相、アラブ諸国歴訪へ 反対派勢力は抗議行動を強化へ
2007年01月08日付 Al-Nahar 紙
■ ハリーリー議員「ヒズブッラーは外国による新たな攻撃計画の矛先」
■ セニョーラ首相アラブ諸国歴訪へ フランス政府、会議への支援を各方面に呼びかけ
■ 反対派勢力、きょう座り込みの拡大を発表
2007年01月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面
反対派勢力は今朝10時にラービヤのミシェル・アウン中将の自宅で開催される会議の後、 抗議運動の新たな強化へ向けての計画を発表する予定である。一方ではパリⅢ会議を期日どおりに開催し、会議におよそ30カ国の代表とアラブ地域および国際社会の多くの金融機関の代表の出席を確保するための準備が集中的に行われた。
反対派勢力の強硬化の動きと、パリⅢ会議開催の準備継続の動きが競合するなかで、政府はレバノン支援のための国際会議開催に現在の危機が影響を及ぼすことはないと確信しているもようで、会議の準備のため密な連絡協議を続けている。フアード・アル=セニョーラ首相は昨夜本紙に対して、この件に関する連絡協議は結果を発表する段階には達していないと述べ、会議の準備の一環としてアラブ諸国歴訪の準備を行っていることを明らかにした。
(後略)
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翻訳者:望月美奈
記事ID:10069