ビッリー国会議長とハリーリー議員、5回目の会合

2007年03月17日付 Al-Nahar 紙
■ ブランメルツ報告書の政治的側面に国内の関心
■ フランス政府は調査委員会の任期延長を希望
■ アイン・アル=ティーナ第5回会合「2日以内に吉報」国際法廷問題については成果なし
■ シリア政府、反対派勢力の案を採用するとソラナ代表に通達

2007年03月17日付ナハール紙(レバノン)HP1面

 アイン・アル=ティーナ[の国会議長邸]では昨日第5回目の会合が開かれ、対話が継続された。対話は今なお楽観的な意見によって推し進められており、同時に国内外で高まる悲観的な意見とせめぎ合っている。地域および国際社会の動きは、特に[ハリーリー元首相等の]暗殺に関する調査や7月戦争の結果として採択された[国連安保理]第1701号決議の履行に関する国際的な取り決めに基づく日程にしたがって活発に展開されている。

■ アイン・アル=ティーナ

 ナビーフ・ビッリー国会議長と「ムスタクバル・ブロック」代表であるサアド・アル=ハリーリー議員は昨日、これまでの夜間の会合に引き続いて第5回目の協議を行った。会談は午後3時から5時10分まで続き、途中昼食会が開かれた。

 国会議長官邸内の新しい居間で開かれた会談の初めにハリーリー議員は会談の雰囲気について質問され、新調されたソファーに手を置いて(笑いながら)「快適だ」と答えた。

 ビッリー議長は会談後、訪問客らに対して「神が望み給えば2日後には吉報が得られるだろう。アラブ首脳会議の期日以前に成果を得なければならない」と述べた。

 ハリーリー議員の関係者も会談の前向きな雰囲気を伝え、会談の今後に楽観的な見通しを示したが、詳細については言及を避けた。

(後略)


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翻訳者:望月美奈
記事ID:10551