イランのバスケチーム、オリンピック出場へ

2007年08月06日付 Jam-e Jam 紙
写真:AFP
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【スポーツ部】スポーツファン一般が、サッカーという費用ばかりがかさむ競技でイランが再三にわたって敗北を喫していることに心を痛めていたまさにそのとき、我が国のバスケットボール代表チームはアジアカップにおいて、高き志と強い意志を示し、数百万人のイラン人を感涙させた。

 バスケのナショナルチームは第24回アジアカップの最後の瞬間を、勝利で終えた。アジアカップ開催47年目で初めての優勝が、我が国のバスケットボールにもたらされたのだ。

 イランは決勝で、前回の準優勝チームであるレバノンと対戦した。イランは第2ラウンドでレバノンに22点差をつけられて敗北を喫していたが、しかし昨日イラン・チームは前回の試合で敗北したことなど忘れたかのような活躍を見せ、日本でバスケットボールのアジア・チャンピオンになったという感動を、イランの人々にプレゼントした。

(中略)

 イラン・チームはこの勝利によって、オリンピックへの切符を手に入れた。イランのバスケットボールは、1948年のロンドン・オリンピック以来2回目のオリンピック出場となる。他方、アジアカップが始まってから今日まで、イランのバスケットボール・ナショナルチームにとって今回のタイトルが初めてチャンピオンのタイトルとなる。

 今回手に入れたチャンピオンの座は、我が国のチームの選手らが各試合の中で団結と連帯によって一つになったことの賜物である。バスケ・ナショナルチームはアジア・バスケットボールの名誉ある頂点に到達する道中、第1ラウンドではフィリピン、ヨルダン、中国との対戦で、第2ラウンドではカタールと台湾、準決勝ではカザフスタン、そして決勝戦でレバノンとの戦いで勝利した。


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翻訳者:小圷沙織
記事ID:11602