■ レバノン特別法廷の運営委員会設置、アメリカは予算の分担金を倍増
2008年02月15日アル=ナハール紙(レバノン)HP1面
【ニューヨーク:シルヴィヤン・ザヒール】
【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】
昨日、レバノンに関する国際的な性格を持つ法廷の運営委員会の設置が発表され、レバノン特別法廷の組織完了に向けた更なる一歩が実現した。一方、アメリカ政府は法廷の予算に対する分担金を700万ドルから1400万ドルへと増額した。
国連事務総長のマリー・オカベ報道官は声明の中で、「(潘基文)事務総長は本日(水曜夜)、レバノン特別法廷の運営委員会を設置した。この委員会は同法廷の活動について、司法関連以外のすべての事柄に関する諮問と指示を行う予定である。また、同法廷への資金供給を行う主な支援者から構成されるという条件の下で、同法廷の年次予算について検討し、これを承認する」と述べた。
(後略)
現地の新聞はこちら
翻訳者:工藤章
記事ID:13251