クレメンテ氏の要求、拒否される
2008年02月19日付 E'temad-e Melli 紙
【エッテマーデ・メッリー】ハビエル・クレメンテ氏は再び、イランサッカー協会に最終的な回答をする期日を2日間延長することを要求したが、このスペイン人の要求はすぐに拒否された。
ISNA(イラン学生通信)の報道では、昨日(18日)朝、駐スペインイラン大使はサッカー協会副会長のメフディー・タージ氏との電話会談で、ハビエル・クレメンテ氏の要求を伝えた。この数日、イラン側とクレメンテ氏の交渉を主に任されているイラン大使は、タージ氏にこのように述べた。「クレメンテ氏はイランサッカー協会に返事をするためにさらに48時間の期間の延長を求めている。」
キャッファーシヤーン・サッカー協会会長の部屋で、会長同席のもと、スペインのイラン大使と電話で話していたタージ氏は、国際社会におけるイランの地位と威信に触れながら、クレメンテ氏の要求を拒否し、以下のように述べた。「我々はこれ以上クレメンテ氏を待つことはできない。彼が、今日の執務時間が終わるまでに最終的な返事を知らせなければ、我々はこれ以上彼を待つことはせず、他の代表監督の選出を考慮することにする。イランの威信を守ることは何よりも大事であり、我々は彼に媚びたりはしない。代表チームスタッフができるだけ早く確定することが我々にとって大きな重要性を持っているので、これ以上彼を待つことはない。」
キャッファーシヤーン会長も、昨日ISNAに対し、以下のように述べた。「クレメント氏と最後に取った連絡で、彼はイランに滞在することに間接的に同意したが、このことを契約書に明文化することについては同意しなかった。それでも我々は、クレメンテ氏が契約に条項を追加することに同意しなければならないことを強調した。もし彼が今日中に返事をしない場合、他の選択肢を考慮するつもりである。」
昨晩がクレメンテ氏が最終的な回答をする期日であった。
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翻訳者:尾曲李香
記事ID:13260