サッカースクール市場が加熱:お子さんのスクール選定には賢い判断を
2010年06月29日付 Jam-e Jam 紙
夏の到来と共に、多くの少年らがサッカー選手になるという夢に浸るものだ。そうでなくとも、学校が休みになるのに伴って暇な時間が増えると、それを理由に、少年たちは他の季節より真剣にサッカーに打ち込んでくる。
以前ならば、プラスチックのボール1個と2つの小さなゴールを路地や空き地に用意すれば、子供たちの要求も満たされたものだが、近年では、サッカースクールの開校が花盛りだ。こうしたサッカースクールは、子供たちを訓練し、ビッククラブへの登竜門となるジュニアチームへの斡旋も行うとの触れ込みで、子供をサッカー選手にしたい親たちの願望をくすぐっている。親たちも、高額のレッスン料にもかかわらず、子供たちのスクールへの登録へと駆り立てられている。
時の経過とともに、科学的手法に基づいたサッカー選手の育成を目的とした本物のスクールが創設される一方で、親子のサッカー熱を悪用した暴利を貪る日和見主義者どもが、無認可のスクールを創設する状況も生まれている。
こうした守銭奴たちは多くの場合、イラン・プレミアリーグから、1部、2部、3部の各リーグ、更にはジュニアリーグで違法な仲介業を行った経験のある者たちで、それだけでは飽き足らずに、〔最近では〕サッカースクールへの浸透をも図っている。彼らはこうしたスクールには監視の目も少ないだろうと考え、自由に自らの欲望の充足と、膨大な利益の獲得を追求してきたし、今も追求している。
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翻訳者:水谷陣也
記事ID:19557