ニュースサイト「イラン・アスル」が伝えたところによると、広州で行われている第16回アジア競技大会の開会式で「ペルシア湾」の名称が改ざんされていた問題について、中国側はアラブに責任を押し付けたとのことだ。
イラン・アスルによると、開会式で「ペルシア湾」とあるべきところで、「ア・ラ・ビ・ア湾」なる偽称が表示されたことに対し、イランの国家オリンピック委員会の関係者とイラン大使館は追求・調査を行った。
これに対し、中国当局はイランのスポーツ関係者に謝罪し、こうした問題はアジア競技大会の開催とは別の領域にある問題だとした上で、アジアのスポーツに影響力のあるアラブ関係者がこの問題を開会式のプログラムに紛れ込ませたのだ!と弁明したという。
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翻訳者:吉田みずき
記事ID:20752