イラン大統領は2012年ロンドン・オリンピックのゲームに立ち合い、イラン人選手の応援をすることに関心を示した。
イラン学生通信の報道によると、マフムード・アフマディーネジャード大統領は90年度〔西暦2011/12年〕に世界選手権等で優勝ないしメダルを獲得した選手らを讃えるセレモニーで演説し、その中で「私は親愛なるイランの若者たちの力を信じている」と強調した上で、「我が娘たちがスポーツの舞台に立っているとき、彼女たちは〔服装等の面で〕不利な状況に置かれている。それでも彼女たちは努力を重ねてチャンピオンの座を獲得している」と述べた。
大統領は選手らに向けて、「神の思し召しがあれば、あなた方は次期オリンピックでも輝きを放つだろう。どこにいようとも、あなた方はわれわれにとって親愛なる存在である。神の助けと若者たちの努力によって、今年、あなた方がより色鮮やかなメダルとよりよい順位を獲得することを、私は確信している」と語りかけた。
大統領はさらに、「私は常に、スポーツの舞台に立ち合いたいと思ってきた。次期オリンピックに行きたいと思っている。しかし彼ら〔※〕には問題がある。もし彼らに問題がなければ、行って選手たち、若者たちを応援したいと思う」と述べた。
※訳注:ここの「彼ら」というのが誰を指しているのかは不明だが、恐らくイギリス政府のことだと考えられる。「それら」と解することも可能だが、「それら」の指示対象は見当たらない。