■サッカーのエジプトの代表チーム準々決勝へ
2012年8月2日 木曜日 『アル=ハラーム』
【カイロ:ハーティム・アッ=シャルビーニー】
エジプトチームは、8月12日までロンドンで開催されるオリンピックのサッカーの準々決勝に進む。
昨日(1日)、スコットランドのグラスコー市の「ハンブドンパーク」スタジアムで2つのチームを組み合わせた3つ目で最後のチームグループの試合である、ベラルーシとの試合で、エジプトは3対1で大勝利を収めた。
エジプトのオリンピック代表は、迎えた後半11分のムハンマド・サラーフ、同じく後半28分のマルワーン・ムフスィン、そして後半35分のムハンマド・アブー・トゥライカのゴールで、3点を獲得した。一方で、ベラルーシは試合終了3分前にフルナクーフ選手が1得点をした。
その勝利によって、エジプトチームは勝ち点を4点に上げ、グループ内の2位につけた。これはグループCの中では勝ち点9で首位に立つブラジルに次ぐ結果で、エジプトとブラジルは準々決勝へと進む。
組閣を命じられたヒシャーム・カンディール首相は、銀メダルを獲ったエジプトのフェンシングの選手であるアラー・アッ=サイードを電話にて祝福、その選手団のアフマド・アル=フーリー団長にも銀メダル獲得の業績を賞賛し、エジプトへ帰国後にこの偉業を讃えるため表彰を行うと約束した。
一方で、フェンシング連盟のアフマド・イスマーイール会長は、オリンピック委員会の規則によって、銀メダルを獲った選手に対して50万ポンドが贈られる予定であると明らかにした。
アラー・アッ=サイードは銀メダルを獲得し、偉業を成し遂げた。フェンシングでの銀メダル獲得は、エジプトでもアラブ諸国でもアフリカでも史上初の快挙である。
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翻訳者:立松恵
記事ID:27243