〔イラン東部ケルマーン州〕リーガーン県ミールアーバード村で、一頭の飢えたチーターが過去3日間で120頭ものヒツジを襲う出来事があった。
リーガーン県のモハンマド・サーデグ・ダードッラープール副知事はファールス通信との会見で、「土曜日の夕方、リーガーン県ミールアーバード村で一頭のチーターがヒツジの群を襲い、16頭のヒツジを殺し、9頭のヒツジに深い傷を負わせる出来事が起きた」と述べた。
同副知事は、このチーターは約1ヵ月前から、同県内で目撃されていたと指摘し、「山岳地帯を生息地としていたこのチーターは、干ばつと獲物不足で県内の村々を襲っている」と続けた。
同氏はさらに、「リーガーン県ミールアーバード村では過去3日間で、120頭以上のヒツジがこのチーターによって殺され、5億リヤール〔※公定レートで約420万円〕以上の被害が同村の畜産業者に生じている」と言明した。
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翻訳者:8411033
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