ヨルダン:サッカー選手に対して屈辱の叱責
2013年10月25日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ヨルダン:サッカー選手に対して屈辱の叱責(しっせき)
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は、ヨルダンのバーディア・サッカーチームのマネジャーの一人の写真を回覧した。彼は選手がチャンスを逃したことを叱責するために、自分の靴を若い選手たちの顔に向けて持ち上げている。
奇妙な出来事は、ヨルダンのサッカー年少者リーグで発生した。これはバーディア・チームとワハダート・チームの試合中の奇妙な出来事で、スポーツとの関連はない。
この「スナップショット」は、SNS上で怒りに満ちた多くの反応を呼んだ。これらの反応の中では、この写真はヨルダンのサッカー、特に年少者チームを侮辱するものであると受けとられている。ヨルダンの年少者チームにはサッカー競技連盟が大きな関心を向けており、2014年のブラジル・ワールドカップ予選を通過した選抜チーム「ナシャーマ(選抜チームのニックネーム)」の将来の柱となると考えられている。
目撃者によれば、マネジャーはプレーヤーの叱責を行なったばかりではなく、グラウンドに立ち入りプレーヤーを追いかけた。これはどこの競技場でも前例のないことで、対戦相手のチームの怒りもかうことになった。ちなみに相手チームは9ゴール差で大勝した。
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翻訳者:岸本聖美
記事ID:31841