〔イラン南西部コフギールーイェ・ブーイェルアフマド州の〕
ギャチサーラーン環境局長は、今年に入って12頭目のヒョウが、今回はギャチサーラーン県内で、死亡した状態で発見されたことを明らかにした。
メフル通信の報道によると、一頭のヒョウの死体がコフギールーイェ・ブーイェルアフマド州ギャチサーラーン県内のチャルズー地区で発見された。死体が発見された場所は、今月初旬〔=2013年12月下旬〕に一頭のヒョウの子供が車にひかれて死亡した地点に近い。
ギャチサーラーン環境局長は、このヒョウの死体はディール保護地区の外で発見され、完全に焼かれた状態だったと述べた上で、「自然保護官が状況を調べるために現場に向かったところ、ヒョウの死体が何者かによって焼かれていたことを発見した」と指摘した。
アブドッラー・ディヤーナティー氏はさらに、次のように述べた。
ヒョウの死体は、デイ月初旬〔=12月下旬〕に一頭のヒョウの子供が車にひかれた地点に近い場所で見つかった。しかし、死体が焼かれていたために、このヒョウの性別や年齢などについての詳細について知ることは不可能である。このヒョウの死亡原因、あるいはこのヒョウを殺した人物、及びこのヒョウが死亡した正確な時期についての情報はいまだなく、この件での捜査は今も続けられている。見つかった死体が車にひかれたヒョウの子供の母親に関連している可能性もあるが、この件についての見解はより詳しい調査の結果次第である。
このヒョウの死体の発見後、ある地元住民は死体の様子を写した写真をギャチサーラーン県環境局の関係者に提供した。この成獣のヒョウの死体はディール保護地区の外の自由地区、
マーリーン〔村〕とディール村の間で発見された。