サッカー・ワールドカップでのイラン対アルゼンチンの試合の影響は昨日、国会の公開審議場やその廊下にも及んだ。
イラン・サッカー代表チームは1-0という結果で、勝利をアルゼンチンに譲ったものの、イラン代表は期待を上回るパフォーマンスを見せ、誉れ高きアルゼンチンを相手に90分間を戦いぬいたことで、各所から称賛と感謝の声が沸き起こった。
国会議員たちは、あるいは〔議場での〕演説や意見陳述の中で、あるいは新聞記者とのインタビューの中で、イラン代表の戦いぶりを賞賛した。
例えば、アリー・ラーリージャーニー国会議長が不在のために、議長職を務めたホッジャトルエスラーム・アブートラービーファルド副議長は議題に入る前の冒頭演説で、イランのバレーボールおよびサッカーの代表選手らの健闘に感謝の意を述べた上で、次のように述べた。
5+1〔国連安保理常任理事国とドイツ〕との交渉にあたっているイラン交渉団が〔‥‥〕貪欲で要求がましい世界の国々から偉大なるイラン国民の理想を守っているようなとき、イスラーム的イランの力強くも誇り高き若者たちはサッカー・ワールドカップやバレーボール・ワールドリーグでライバルたちと相対した際、自らの意志の強さを遺憾なく発揮してくれた。
同副議長は、世界のスポーツ専門家やメディアの指摘を引用する形で、「イランのサッカー代表チームは、この試合で敗北したわけではない。そうではなく、審判によって1ゴールを奪われただけなのだ」と語った。
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国会社会委員会のホセイン・タラー副委員長もイラン学生通信とのインタビューで、〔現イラン代表チーム監督の〕カルロス・ケイロスとの契約を延長するよう、グーダルズィー・スポーツ青少年相に求めた。
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