アブーバクル・バクダーディーからイラクの女性たちへの贈り物
2015年02月03日付 Jam-e Jam 紙
【ジャーメ・ジャム・オンライン】ダーイシュの指導者や構成員らが自身の占領地で肉欲・放埓の限りを尽くし、イラクやシリアの女性らを奴隷にする一方、彼らは女性らに目以外を覆うベールの着用を強制したり、人々に対して厳格な法律を施行したりするなど、矛盾した措置を講じることで、自らの道徳的逸脱を隠蔽しようと躍起になっている。
ダーイシュは新たな政策として、縫製工場を立ち上げることで、女性用の衣類や外套を自らの支配地域で生産し、アブーバクル・バクダーディーからの贈り物として、女性らに無料で配布している。
ニュースサイト「ティーク」が伝えたところによると、テロ組織ダーイシュはイラク・ニーナワー県にある女性縫製工場の様子を写した写真を公開した。
アラブ首長国連邦のニュースサイト「24」はこれについて、「イラク・ニーナワー県にあるダーイシュの縫製工場は、全身を覆うチャードルや目以外を覆うベール、その他自らの支配地域に住む女性専用の衣類を縫製するために、稼働を始めた」と報じている。
このテロ組織は、自らの考え方を宣伝し広めるために、これらの衣類の多くを無料で、アブーバクル・バクダーディーからの贈り物として、女性らに配布している。
この記事の原文はこちら
翻訳者:角江マキ子
記事ID:36944