シャーフルード・サイバー警察長官は、「《エドモンド》という偽名を名乗る人物が、ソーシャル・ネットワーク上でウソや不道徳な情報を撒き散らした容疑で特定され、逮捕された」と述べた。
シャーフルード治安司令官のゴラームレザー・カーゼムザーデ大佐は、次のように述べた。
バーチャル・グループに対してシャーフルード・サイバー警察が行った観察の結果、《エドモンド》という偽名を名乗る人物が《LINE》および《What's up》というソフトウェア上に23もの反文化グループを立ち上げ、そこでウソや不道徳な情報をまき散らす一方、グループのメンバーらの個人情報を取得していたことが明らかになった。
同氏はさらに、「捜査が続けられる中で判明したのは、この若者は27歳で、キリスト教徒を名乗り、《LINE》および《What's up》上にある23のグループにおいて、300人もの人々を組織していたということであった」と付け加えた。
シャーフルード治安司令官によると、サイバー警察は数日前、シャーフルード出身で同市内に住むこの若者を市の郊外で逮捕し、彼の車からはグループのメンバーの情報やその他の犯罪情報が記録された電子・通信機器が発見されたとのことである。
カーゼムザーデ大佐はまた、この犯罪者は供述のなかで、これらのグループを立ち上げたのは個人情報の悪用が目的だったと話していると指摘した上で、「容疑者はテヘラン、マシュハド、ゴレスターン、およびセムナーンの各都市で数多くの犯罪歴がある」と付け加えた。
シャーフルード治安司令官はさらに、「ユーザーはバーチャル空間で、面識のない人物を信用すべきではない。疑わしい、または違法な行為を目撃した場合は、問題を110番警察緊急センターに通報されたい」とアドバイスした。
(記者クラブ)