イラン・ヒョウ、60日間で10頭も死ぬ

2015年05月27日付 Jam-e Jam 紙

 今年〔※2015年3月21日〜〕に入って60日もたたぬうちに、10頭目となるイラン・ヒョウの死体が、今回エスファラーイェンで見つかった。

 メフル通信がイラン環境野生動物観測所の話として伝えたところによると、北ホラーサーン州エスファラーイェン県在住のある畜産家から、キャマルスィーレ地域で1頭のヒョウの死体を目撃したとの報告を受け、環境保護官らが問題の調査のために、この地域に向かった。

 エスファラーイェン環境保護課長は、次のように強調した。

環境部隊が長時間をかけて地域を捜索した結果、ホルダード月1日金曜日〔5月22日〕、1頭の若いヒョウの死体を見つけた。その一部は、他の動物によって食べられていた。

 ハミード・ファフラーニー氏はさらに、「このヒョウの死体はサーリーゴル国立公園から約4キロ離れた、エスファラーイェン県内にある自由地区で発見された。今年のファルヴァルディーン月13日〔西暦4月2日〕にも、一頭のヒョウの死体がエスファラーイェン自由地区で発見され、同県の環境課に運ばれたことがあった」と述べた。

 ケルマーン州バルドスィールで一頭のヒョウが無残に殺され、また今年のファルヴァルディーン月前半〔2015年3月下旬〜4月上旬頃〕にエスファラーイェンで一頭のヒョウの死体が発見された。また、別の一頭のヒョウがカーゼルーンで通行中の車にひかれて死に、ファールス州ポシュトクーフ高地でも一頭のヒョウが毒入りのえさを食べて死んだ。イーラーム州エイヴァーン県でも一頭のヒョウが殺され、別の一頭のヒョウがトルバテジャームで死んだ。〔ホラーサーン・ラザヴィー州の〕サラフス県でも一頭のヒョウの死体が発見され、〔テヘラン州〕フィールーズクーフ高地では一頭のヒョウの子供が死亡、さらにファールス州ラーレスターンでも一頭のヒョウが貯水槽に落ちて死んでいる。そして今回のヒョウは、今年に入ってさまざまな理由によって、国内のさまざまな場所で命を落とした10頭目のヒョウとなった。


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翻訳者:TM
記事ID:37725