ある若い男が3ヵ月間の沈黙ののち、妻を殺害し、遺体を谷に遺棄したことを自白した。
ジャーメ・ジャムによると、昨年エスファンド月3日〔西暦2015年2月22日〕、ある男が刑事検察庁を訪れ、34歳の妻がいなくなったと訴えた。この男は訴えの中で、予審判事に対し、「もう1週間も妻と連絡が取れない。とはいえ、妻とは仲が悪く、そのために私は彼女と離れて暮らしていた。家族も行方を知らない」と述べた。
この訴えを受け、刑事検察庁第6課の予審判事の命令により、捜査官らが34歳の女性をめぐる事件の捜査を開始した。こうした中、訴え出た彼女の夫は発言に矛盾が見られることから、身柄を拘束された。その結果3ヵ月間の沈黙を経て、モラードという名の42歳の容疑者が昨日、モフセン・モディールルースター予審判事の前で、妻殺害を自供した。
男は自供の中で、次のように述べた。
私と妻はここ数ヵ月間、不仲でした。彼女の態度に我慢ができませんでした。そのため、コン地区にある部屋を借り、彼女と離れて暮らしていました。
初めは彼女と関わりを持たないよう努めましたが、しかし妻の振る舞いのために、息子が〔世間の〕恥をかくようになりました。私は何度も注意しましたが、ムダでした。
事件の日、私は自宅に帰り、妻にそのような振る舞いはやめるよう求めましたが、彼女は私を無視し、罵倒しはじめました。私はついカッとなり、彼女の首を絞めてしまいました。
彼女を殺害した後、夜中に遺体をチャールース街道へ運び、谷底に投げ捨てて逃亡しました。疑われないよう、1週間後に、妻が行方不明になったと警察に通報しました。
妻殺害犯の自供により、男の身柄は再び警察の捜査官の元に置かれた。そして遺体発見に向けた捜索が始められた。