【マルドムサーラーリー5面】ガンに罹ったことが分かったある若い女性〔※ママ〕が、家庭裁判所を訪れて、離婚の申請を行った。
記者クラブの報道によれば、少し前のこと、ある中年女性が家庭裁判所を訪れ、離婚を申し出た。彼女はその理由に関して、裁判官にこう述べた。
夫と寄り添って30年になります。ところが数年前、私はガンに罹り、病院通いの毎日となりました。毎日薬を飲み、時には入院生活を送ることもあります。この間、私は夫が私の看病に疲れているのではないか、私との生活に苦しんでいるのではないかと感じるようになりました。
中年の女性は、次のように続けた。
夫は私に何も言いませんが、彼が疲れ切っていること、仕方なく私に寄り添って暮らしていることが、私にはよく分かります。このようなわけで、私はすっかり葛藤状態に陥ってしまい、結局離婚を申請して、夫に残りの人生を気持ちよく送ってもらうことにしたのです。私も人生最期の日々に、誰かを苦しめてはいけない、私が〔夫の〕重荷になってはいけないと思うのです。このようなわけで、私は夫との別れを望むのです。
この女性の話を受け、裁判官は彼女の夫の話も聴くために、彼を法廷に呼び出した。