イランの家庭裁判所から~「妻のおしゃべりのせいで、親族の前で私は赤っ恥」

2015年06月17日付 Mardomsalari 紙
【マルドムサーラーリー5面】ある若い男性が、おしゃべりな妻と永遠に別れるために、家庭裁判所を訪れた。

 記者クラブの伝えたところによると、先日ある若い男性が家庭裁判所を訪れ、離婚を申請した。彼はその理由について、裁判官に次のように話した。

判事殿、妻はとてもおしゃべりな人間で、いつも話をしています。彼女は日中、定期的に私に電話をし、1時間しゃべり続けるのです。

 この若い男性はさらに、次のように付け加えた。

いくら仕事があるからと言っても、聞いてはくれません。私が彼女と話して、彼女の話に耳を傾けることを、彼女は求めているのです。夜に仕事から疲れて帰ると、頭痛がするまで絶え間なくしゃべり続けます。文句を言うと、彼女は不機嫌になって騒ぎ始めてしまうので、私は文句を言ったことを後悔する羽目に陥ります。

 男性は続けて、

妻は何かの集まりでも、しゃべってばかりで、みんな彼女を避けるようになっています。ホームパーティーに出向く際も、最初から最後までしゃべり通しで、みんなクタクタになってしまいます。実際、私は他の人たちに対して恥ずかしい思いをしています。この女に対してどうすればいいのか、わかりません。限界に達した私は、永遠にこの女と離れて、気楽な人生を過ごすことに決めました。

 と述べた。

 この男性の話を聴いた裁判官は、妻の話も聴取するために、彼女を家庭裁判所に呼び出した。


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翻訳者:ISH
記事ID:38017