【マルドムサーラーリー紙5面】夫がヴァーチャル・ネットワーク上のグループに参加しているのを知ったある若い女性が、家庭裁判を訪れ、離婚の申請を行った。
記者クラブが伝えたところによると、しばらく前のこと、ある若い女性が家庭裁判所を訪れ、離婚の申請を行った。彼女はその理由について、裁判官に次のように訴えた。
判事殿、私の夫は携帯電話のヴァーチャル・ネットワーク上にあるさまざまなグループに頻繁に出入りし、いつもViberやWhatsApp、LINE でチャットをしています。なのに、私がこれらのアプリを自分の携帯にインストールするのは許してはくれないのです。
若い女性は、次のように続けた。
私が夫に、もし〔LINEなどが〕よくないんだったら、どうして自分はいつもそれを使って時間を潰しているのか、と問い質すと、夫は私に、「これらのアプリは中毒症状をもたらすんだ」「人の時間を取ってしまうんだ」と言うんです。悪いモノなのに、どうして自分だけそれを使うのかと、いくら問い質しても、「オレは別なんだ。お前にはこんな問題にかかずらって欲しくないんだ」なんて言うんです。この問題をめぐってけんかをするようになって、もう何ヶ月にもなります。そして私はやっと気づいたのです、私の夫は度を超えて自分勝手なだけなのだ、ということに。
彼女はその上で、「私は夫に疑念すら抱くようになりました。夫が私に、これらのアプリを利用して、グループに参加するのを許そうとしないのには、何かワケがあると感じるようになっています。このようなことから、私は離婚を決意しました」と付け加えた。
この女性の話を聴取した後、裁判官は彼女の夫からも話を聴くため、彼を裁判所に呼び出した。