【イラン紙17面:事件部】最高裁判所の裁判官らがセターイェシュちゃん殺害犯に対して下された死刑判決の精査に取りかかっている中、被告の弁護人は被告が精神病院に移送されたことを明らかにした。
イラン紙事件部記者の報告によると、6歳になるアフガン人少女セターイェシュ・ゴレイシーが近所に住む17歳の少年によって、ヴァラーミーンの某地区で略取され、残忍に暴行されたあと、〔殺害されて〕酸によって焼却されたのは、今年のファルヴァルディーン月22日〔西暦4月10日〕のことだった。
身の毛もよだつこの事件の犯人は殺害を自供した後、ハーザニー判事を裁判長とするテヘラン州刑事裁判所第7法廷にて裁判にかけられ、犯罪の事実を認めた。
こうしたことを受け、裁判官らは被告に死刑判決を下し、本件は最終審理のために、国の最高裁判所に送られた。こうした中、昨日セターイェシュちゃん殺害事件の弁護人は被告が精神病院に入院したことを明らかにした。
弁護人は被告人の件がどのような状況に置かれているのかについて、「本件は依然として最高裁判所で審理中である。われわれは最高裁判所の判決を待っているところだ」と述べた。
つづく