2千円の強盗殺人・死体損壊事件─被害者はダマーヴァンド出身の男性
2017年05月28日付 Jam-e Jam 紙
3人の外国籍の男が、6万トマーン(約2050円)を盗み取る目的でダマーヴァンド出身の男性を殺害し、遺体を焼却したとして身元を特定、逮捕された。
本紙のミーザーン通信を引用によれば、テヘラン州警察アブドルレザー・ナーゼリー東部方面本部長(長官)は、「ダマーヴァンド県のジャーバーン地区にあるサルバンダーン村で焼死体が発見されたとの110番センター(緊急通報センター)通報を受け、直ちに鑑識が現場に派遣された」述べた。
同氏は、現地の警察官の立会いのもと現場検証と検視が行われた結果、単独または複数の殺人犯が被害者をナイフで殺傷した後に死体を焼却し、地元出身の被害者所有の車を現場に放置して逃走したことが判明したと述べた。
同長官は、「大規模な捜査を実施した後、容疑者全員の身元と潜伏先が特定され、司法当局と協調して家宅捜索を実施した」と続けた。
ナーゼリー長官は、「これに関して警察は、東部国境へ逃亡を図っていた容疑者ら3名の身柄を確保し、捜査本部に引致することに成功した」と発表した。
長官は、「容疑者らはアフガニスタン国籍で、物証と関連する証拠文書を突き付けられ、殺害への関与を認め、殺人の動機は被害者が所持していた現金、わずか60万リヤール[約2050円]であったそれを奪うためだったと供述している」と続けた。
同氏は、容疑者が被害者の遺体を燃やした動機について、証拠隠滅と捜査の撹乱を図ったものと供述していると述べ、「容疑者はダマーヴァンド県地方検察庁による尋問のため身柄勾留され、拘置所に送致された」とした。
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翻訳者:HK
記事ID:42838