イスタンブル音楽祭、始まる

2018年05月26日付 Cumhuriyet 紙

昨夜、イスタンブル文化芸術財団(İKSV)主催、E.C.A.ダイキャスト工業株式会社提供の第46回イスタンブル音楽祭が、開会式とコンサートを皮切りにルトフィ・クルダル会議・展示場で始まった。

昨夜、İKSV主催、E.C.A.ダイキャスト工業株式会社提供の第46回イスタンブル音楽祭が、開会式とコンサートを皮切りにルトフィ・クルダル会議・展示場で始まった。

第46回イスタンブル音楽祭はプレゼンターにジェイラン・サネル氏を迎え、İKSVのビュレント・エジャジュバシュ会長が開会の式辞を述べた。式では、イスタンブル音楽祭を協賛するトルコ文化観光省、会場提供のカドゥキョイ市、ボアジチ大学、イシュ銀行芸術劇場代表者らに感謝の意が表された。

■カラ氏「受賞した中でも最も大きいもの」

1980年から35年にわたり、イスタンブル国営オペラ・バレエでソリスト、チーフエディター、プリンシパルを務めたイェトカ・カラ氏に対し、İKSVのビュレント・エジャジュバシュ会長から音楽祭名誉賞が贈られた。カラ氏は「本当に嬉しく、皆様の前でこのような賞を頂けることを誇りに思います。信じられないほど誇らしい賞を頂けたと思っています。今日まで頂いた賞の中でも最も大きいものです。私たちはこの音楽祭で育ち、最高レベルの芸術を鑑賞し、多くのことを学んできました」と語った。

イスタンブル音楽祭は開会式後、サッシャ・ゲッツェル指揮のボルサン・イスタンブル・フィルハーモニー管弦楽団と、28歳の若きピアニスト・ソヌ・イェゴンのコンサートで始まった。ソヌ・イェゴンは、2017年の第15回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した際の、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を披露し、ゲッツェル指揮の管弦楽団はコンサートの第二部でチャイコフスキーの49番大序曲“1812年”を演奏した。


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翻訳者:貝瀬雅典
記事ID:44830