クルミを食べて健康に

2018年05月08日付 Jam-e Jam 紙

 クルミの摂取が、心臓の健康状態と大腸癌のリスクを軽減するために重要な役割を担う腸内マイクロバイオーム(微生物叢)に大きな影響を与えることが最新の研究によって明らかになった。

 メフル通信によれば、クルミは腸内マイクロバイオームと身体の健康のために良い働きをする食物繊維を含む食品のひとつである。食物繊維はまた、良性微生物が生息する腸内マイクロバイオームのための食料源として機能する。このようにして食物繊維は、消化過程での細菌の活発な働きにより体への栄養供給を助け、満腹感をもたらすのである。

 果物や、野菜、全粒穀物、ナッツ・ドライフルーツ類、豆類は、食物繊維が含まれる重要な植物性食品である。これらの食品の様々な種類を摂取することは、腸内のあらゆるマイクロバイオームの活動を助け、それにより健康を保つことになるのである。

 このような新しい発見は、クルミの摂取が腸内マイクロバイオームと微生物によって作られた二次胆汁酸に影響を与えるだけでなく、調査に参加した成人のLDLコレステロール量も減らしていることを証明している。これらの発見は心臓の健康維持、メタボリック、そして消化吸収への朗報といえよう。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:KM
記事ID:44875