非常勤教員と教育機関の仁義なき戦い(その2)

2018年06月25日付 Hamshahri 紙
過去2年、前教育大臣アリー・アスガル氏がその採用を認めなかった非常勤教員の無為無策な議論は再燃した。今も約10万人もの非常勤教員が教職に就き、約3万4000人が「コード化された」教員である。

5年以上の教歴を有する非常勤教員は、採用試験なしに雇用されるべきだと信じている。というのも、雇用が厳しい時代ではなく、様々な時代においても教育省の助けがあったためであり、現在も教育機関への採用割り当ては彼らの権利であるからだ。教育省の責任者たちが発表したところによると、同省は、来週実施される採用試験で2万5000人の教員を採る予定だ。非常勤教師たちはこの新規採用の一部は当然試験なしに行われると信じている。5月26日に国会で試験実施による非常勤教員の採用案は否決されている。


・試験なしの採用は我々の権利だ

サディーケ・フィールーザーバーディー氏は、先日同僚と共に国会前に三度目の集合をし、教育における採用人数について抗議した教員の1人である。同氏は、東アーザルバーイージャーン州のある村で教鞭を取って6年になるが、未だに雇用の決定はなされていないと言う。

「私たちは採用試験を受けるべきだと言われました。もし合格すれば、一連の保険や利点が集まるでしょうし、もしこのやり方で現在自分たちの仕事を続けなければ、9カ月ごとに一回支払われるわずかな給料で私たちが仕事をし、熱い時も寒い時もこの最遠の失われた地点まで歩んできた6年間は私たちにとって不当なものとなります。今新たに私たちは出発地点に戻され、一般人のように試験を受けなければならないのです。」

もし自分たちが必要とされるのならば、すぐに雇われるだろうし、もしできるだけ早く正式採用されることが望まれていないならば、この空虚な希望は消えるだろうと彼女は信じている。他の非常勤教員も同様の不安を抱いている。彼らが懸念しているのは、自分たちの代わりに試験を受けた経験のない新人が雇われ、彼らの数年に渡る闘いが徒労に終わることである。


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翻訳者:M.A.
記事ID:45246