イスラーム指導省音楽局は、［政府によって］認可された音楽部門に関する統計報告書において、今年度（第１〜第３四半期）は、シングル曲とコンサート数が増加したと報じた。

　イスラーム指導省音楽局広報室の発表を引用したメフル通信によれば、文化イスラーム指導省音楽局は、認可された音楽部門に関する統計報告書において、今年度（第１〜第３四半期）は、シングル曲とコンサート数が増加したと報じた。

　この報告書では、次のように述べられている。「各州で、１３９７年度［西暦２０１８年度］の第４四半期の統計がまた完成していないため、１３９７年度の認可された音楽部門に関する統計報告書は、ファルヴァルディーン月の始め［３月中旬］からアーザル月［１２月中旬］までの統計を公表した。この発表によると、今年度の９ヶ月間に２１７８公演のコンサートが、のべ３８９４回の開催を認可された。」

　この期間中に、イスラーム指導省音楽局によって音楽アルバム５４８枚、ミュージックビデオアルバム２０本、ミュージックビデオ３２４本、オーディオブック７３本が認可され、シングル２４６０曲のために、１４１ヶ所の録音スタジオ及びオーディオ・ビデオ作品制作センターに認可が出された。また１９６２３作品の詩について朗読会または出版の許可が出されている。今年度は１８回の音楽祭が、音楽局の芸術次官によって認可されている。

　１３９７年度の９ヶ月間と前年同月間を比較すると、シングル曲の認可数は２倍近く（９４％増）増加していることがわかる。

　コンサート（５４％増）、詩（１５．５％増）、録音スタジオ及びオーディオ・ビデオ作品の制作センター（１２．８％増）、ミュージックビデオ（２０％増）、そして音楽祭（２８．５％増）となった一方で、音楽アルバムとオーディオブックの許可数は、昨年より減少している。

　音楽や音楽経済的な流れを考慮すると、近年、音楽アルバムのリリースは音楽制作会社や事務所においてあまり重視されていない。

　今年度第１〜３四半期（フェルヴァルディーン月からアーザル月まで）には、１４２０タイトルのコンサートが２６８０回許可され、５４５本の音楽アルバム、３０本のミュージックビデオアルバム、１２６８曲のシングル、２７０本のミュージックビデオ、１９１本のオーディオブック、１２５ヶ所の録音スタジオ及びオーディオ・ビデオ作品制作センター、１６９８９作品の詩、１４回の音楽祭が認可されている。