スウェーデン人作家リンド、絵本『砂の狼』を携えイランを訪問
2019年06月18日付 Hamshahri 紙
スウェーデンの作家であるオサ・リンド氏が、イラン暦4月1日[訳注:2019年6月22日]、スウェーデン文化週間に際し、彼女の作品『砂の狼』について対談を行う。
在テヘラン・スウェーデン大使館のヴェロニカ・ヌールルンVeronica Nordlund文化参事官は、作家のマフディー・ラジャビー氏、翻訳家でありリットン・スウェーデン出版代表ファルザード・ファルボッド氏とともにこの対談に参加する予定となっている。
2部からなるこの催しでは、18時から会談、19時30分から9歳から12歳の児童向けの朗読が行われる。
第1部では、オサ・リンド氏がマフディー・ラジャビー氏、ファルザード・ファルボッド氏とともに、スウェーデン文学や、子供達や青少年の文学への興味、その効果的な要因についてトークを行う。ここでは、二人の作家の視点から書くことへの挑戦について討議がなされる。
第2部では、『砂の狼』物語集の朗読が行われる。この作品集は、スウェーデン語によって著作権を持ちまもなく市場に出回り、2003年にスウェーデンのニルス・ホルゲションNils Holgersson文学賞最優秀賞を受賞している。
この物語集は、賢い砂の狼の友情の冒険であり、提示される子供の日常的な問い物語は答え、質問によって子供より重要な問題へと導いていく。
オサ・リンド氏はニルス・ホルゲション賞に加え、優れた作家に贈られるクラグラKulla-Gulla賞を2014年に、毎年読者から贈られるBokjuryn[ボクジュリ]賞を2015年に受賞している。
この催しは、2019年6月22日土曜日に、18時から大人向けの、19時30分から子供向けのものが行われる。会場はシャリーヤティー通りのキャラーテ小路の曲がり角に位置するセントラルブックシティ(Shahr-e ketāb-e markazī)となる。興味のある方の参加は自由で、参加費は無料である。
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翻訳者:NS
記事ID:47155