サウジアラビア:アル・ワフダがハンドボール世界選手権の準決勝進出

2019年08月29日付 al-Hayat 紙

■アル・ワフダがハンドボール世界選手権の準決勝進出

【アル・アフサ:アブドゥッラー・ジャムア】

ハンドボール・サウジアラビア代表のアル・ワフダは、ハンドボール世界選手権「スーパー・グローブ」でブラジル代表チーム・タウバテに30対26で見事勝利し、準決勝出場への切符を手にした。準々決勝は今週火曜日に東部州のグリーンホールにて行われた。

試合中のプレーを鑑みると、アル・ワフダはしかるべき初戦勝利を収めた。試合前半はフセイン・スィヤード、アリー・ゼイン、マフディー・サーリムがオフェンスを牽引し、一丸となったパフォーマンスによりサウジアラビアが17対13の4点差リードで折り返した。試合後半、同チームは前半終了直前の10分間にブラジルチームに2点差まで詰め寄られて苦境に追い込まれたことを警戒した。しかしアル・ワフダの集中は最終局面で発揮され、試合はサウジアラビアの勝利に終わった。

一方、アル・ワフダのコーチでチュニジア出身のムアズ・ビン・マフフーズ氏は、「スーパー・グローブ」準々決勝でブラジルのタウバテに対し収めた大勝利への喜びをあらわにした。また同氏はアル・ワフダが1か月かけて選手権に向けての万全を期したほか、数々の試合を通してブラジルチームをフォローしつつ、チームの強みや弱点の情報収集に励んでいたことを明らかにし、チームの経験値がタウバテに勝利するための基礎的な要因であったと指摘した。


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翻訳者:松浦葵
記事ID:47457