スーダン:スーダン初の女子サッカーリーグ、開幕(4)
2019年09月29日付 al-Quds al-Arabi 紙
■スーダン初の女子サッカーリーグ、本日開始
【ナフラ・マジュズーブ:ハルツーム:本紙】
ミルファト・フセイン委員は、この件に関する本紙インタビューにて、これまでに女子サッカーが直面してきた幾つもの困難があったことを認めた。そして、スーダンサッカー協会の基本原則として、協会に女性のポジションを用意したこと、そしてそれが、他の何よりも女性の女子サッカーの活動に熱心にさせたのだと明らかにした。加えて、同委員は、バシール政権が排除されてからにこの国で起きた変化が起きている状況、理解や政策の多くに変化が起きたことも指摘し、女性は前へ躍り出て、本来の地位を獲得するのだ、と語った。
さらに、同委員は「スーダン社会はこの考えを受け入れている。特にこの女性の活動が女性や健康、サッカーに対する概念の一般化を含む領域にまで及ぶ、という考えだ」と付言し、ハルツーム・スタジアムでの試合開始の準備が完了したことを強調した。これに加えて、オベイド、カードゥクリー、ワドメダニーでの試合も予定されている。
同委員によると、キックオフの際、ハルツーム、マダニー、オベイド、カードゥグリーから4つの都市のチームが参加する予定だ。これは地方のサッカー協会によって運営されている。
同委員長は「スーダンにはライセンスを持った審判が24人おり、その中には国際ライセンス保持者もいる。彼女たちはこれまでに、アフリカサッカー連盟(主催の大会)レベルの試合で審判を務めてきた」と述べた。
スーダン国内外で男子サッカーの試合でのみ審判を行ってきた国内外の女性サッカー審判らは、スーダン女子リーグ発足の際に本紙のインタビューに応じた。彼女たちはこの前身を称賛し、試合の運営において担う役割を遂行する準備ができており、またサッカーのルール説明に最善を尽くすという。というのも、ルールは度々変わるため、はじめは理解に苦しむかもしれないのだ。
(5)に続く
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翻訳者:中鉢夏輝
記事ID:47710