私たちの多くは、お菓子作りは難しいらしいと聞いているため、まったく考えなしに、食べたいお菓子はどのようなものでもお菓子屋さんで買うことを好んでいる。しかし、ここ最近の外出規制により、私たちは自宅で何かしようという気持ちになり、作ったケーキやお菓子が失敗だったとしても、理想のものができるまでもう一度作ろうとするまでになっている。
グーシェフィール(ペルシア語で象の耳の意)は、午後のひと時を家族と楽しむ際の、お茶のお供になるお菓子の一つである。そのおいしさとはうらはらに、作り方は非常に簡単で、材料はどのご家庭にもある物なので、今すぐ作ってみてはいかがだろう。
必要な材料
卵:1個
牛乳:半カップ(100㏄)
シロップ:大さじ2
ベーキングパウダー:小さじ1
ヨーグルト:小さじ1
固形油:大さじ2
小麦粉:適量
カルダモン、バニラ、バラ水:適量
作り方
(1) 砂糖2カップを水1カップに、少量のバニラ・カルダモン・サフラン(お好みで)と一緒に溶かす。バラ水を、沸騰してから落ち着くまで火にかける。そして、出来上がったシロップはよく冷ましておく。
(2) 卵・牛乳・油を混ぜ合わせ、さらにヨーグルトとシロップ大さじ2杯とベーキングパウダーを加え、小麦粉をそっと入れる。よくかき混ぜ、グーシェフィールの生地になるまで手でこねる。
(3) 生地が手にくっつかなくなったら、小麦粉は十分。1から2時間、生地を休ませる。そして、めん棒で平らに延ばし、ひし形に切る。ひし形の中心をさらにぎゅっと寄せるか、そのまま熱した油を注いである深鍋に入れてもよい。
(4) きつね色になったら網じゃくしで掬いだし、しっかり油が落ちきるまで油切りの上で休ませる。それから、冷ましたシロップにくぐらせ、ほかのバットにとりあげ追加のシロップをかける。
(5) 生地は星型や花型にも成型できる。
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翻訳者:HA
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