独自インタビュー ターリバーン政治事務所報道官「ターリバーンは戦争の勝者として対話に臨む/未だ停戦に合意せず/合意の相手は米国政府であってアフガン政府ではない」(4)
2020年08月15日付 Hamshahri 紙
~(3)の続き~
―シャーヒーン報道官、私たちはアフガニスタンの一部地域、特にあまり情報が入ってこない首都からみた遠隔地、とりわけターリバーン支配地域において、政府軍の爆撃によって民間人が殺害されていることは認めます。しかし、私たちは議会選挙に際し、投票登録所や投票所がターリバーン戦闘員の攻撃の標的となったのを覚えています。あなた方は人々に対して、選挙に参加するな、さもなければ罰せられると脅していました。なぜ一般人を攻撃の標的にするのですか。
我々は当時、占領下において選挙は全く意味がなく、アフガニスタンの問題解決に一切役に立たないと表明していました。あなた方もあの選挙でどれだけの不正が行われたのかは目の当たりにしたことと思います。我々は人々に対して選挙をボイコットするように言い、相当数がそれを受け入れました。3,500万から4,000万人の[有権者の]うち選挙に参加したのは100万人未満であり、人々は常に我々の申し出を受け入れています。
―しかし、あなた方の攻撃が人々を殺害したのは事実です。
先ほど述べたとおり我々が用いているのは小火器であって、主な犠牲者は政府軍による攻撃と爆撃に関連しています。
―小火器も犠牲者を出していますが。
申し上げますが、あなた方は常にカーブルのメディアから情報を得ておいでです。それらは全てが事実なわけではありません。
~(5)に続く~
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翻訳者:KMMK
記事ID:49752