独自インタビュー ターリバーン政治事務所報道官「ターリバーンは戦争の勝者として対話に臨む/未だ停戦に合意せず/合意の相手は米国政府であってアフガン政府ではない」(5)
2020年08月15日付 Hamshahri 紙
~(4)の続き~
―アフガニスタン間対話の話題に戻りましょう。ターリバーン傘下の一部の組織は、たとえ停戦合意がなされたとしてもそれを受け入れないと主張しているとの情報があります。これはつまり仮に停戦合意がなされたとしても、あなた方の前線の司令官の一部はそれを受け入れないということを意味しますが、ターリバーンの前線の司令官全員を制御し、停戦の完全な実施を行うことはできるのでしょうか。
まずあなたが言っている情報というものが曖昧です。仮に我々の司令官らがそのようなことを主張しているのであればその人物の名前は明らかになるはずですが、我々はそのような情報を把握していません。第二に我々はイードの期間には停戦を宣言し、それに従いました。具体的には[ラマダーン明けの祝いである]イード・アル=フィトルと[犠牲祭である]イード・コルバーンに停戦を実施したわけですが、停戦が宣言されている間に誰一人として異議を唱えるものはおらず、全ての司令官はそれを実行しました。あなたが言うその司令官とやらには名前や特徴がありません。これはカーブルの諜報機関が提供した誤った情報です。
~(6)に続く~
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翻訳者:KMMK
記事ID:49753