アフマドレザー・アフマディー「力の限り子ども達のために書き続ける」
2020年07月11日付 Hamshahri 紙
アフマドレザー・アフマディ氏は新作の児童書五作品の出版について伝えたうえで、「多くの仕事があり、持病もあるが、子ども達のために書くことが私の本分だ」と話した。
イラン書籍通信(IBNA)によると、児童・青年文学詩人のアフマドレザー・アフマディー氏は、新刊について「現在、児童書五作品が複数の出版社の元にあり、挿絵を描き終え、印刷の最終段階にある。夏の終わりまでには書店に並べられることを願っている」と述べた。
この詩人は、これら作品について「これらの本には子どものための様々な詩が収められている。内一冊はヘルメス出版に、二冊は学術・文化出版に、残る一冊はロウパト出版に託した」と説明した。
彼は続けて次のように述べた。「ナーデル・エブラーヒーミー氏に勧められ児童青年文学を始めたイラン暦1358年[西暦1979~80年]から現在まで、およそ50タイトルの本を子ども達のために書いてきた。中には、第二刷、第三刷と増版されているものもある。」
アフマディー氏は「力の限り子ども達のために書くつもりだ。私の関心事のひとつは、子ども達のために書くことであり、たとえ仕事が重なり、持病があったとしても、この仕事が私の本分だと思っている。」と述べた。
アフマドレザー・アフマディー氏は、イランの詩人、作家、画家。1319年2月30日[1940年5月20日]ケルマーンに生まれる。イランの詩や古典文学、現代のニーマー詩に精通しており、現代詩に全く新しい動きをもたらした。彼は20代から新様式の詩の作成に磨きをかけ、初の詩集『スケッチ』を1340年[1961〜62年]に出版し、詩人や評論家から多くの好評を得て1340年代[1961~71年]に注目されるようになった。彼はまた、児童青年文学でも作品を著した。アフマドレザー・アフマディー氏は、40年代にイラン現代詩に新たな波を巻き起こした新体詩の創始者で、40年代後半には、イラン文化においてモダニズムの動きに変化をもたらし、小説や戯曲、演劇、映画、絵画に影響を及ぼした。
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翻訳者:EG
記事ID:49847