チュニジア:プロサッカーチーム内で選手28人がコロナに感染
2020年09月26日付 al-Quds al-Arabi 紙
■チュニジアの「オリンピック・ベジャ」は選手28人のコロナ感染を発表
【チュニス:アナトリア通信】
チュニジアのサッカーチーム「オリンピック・ベジャ」のシャーキル・ミフターフ監督は土曜(26日)、2日間に渡る検査の実施後、チームに所属する選手28人のコロナウイルス感染を発表した。
ミフターフ監督は、「昨シーズン終了時にプレミアリーグ(1部リーグ)に昇格した我々のチームは、一昨日木曜日に選手4人に嗅覚の消失と高熱の感染症状が見られた後、コロナウイルスへの感染を確認した」と述べた。
同監督は、「4選手を隔離した翌日、残りの選手に対しても検査が行われ、結果は全員陽性だった。チームはそのとき新シーズンに備えてアインドラハムで準備キャンプ中だった」と続けた。
同監督はまた、チーム全体が検疫期間中であるため準備プログラムの完了が遅れることを指摘した。
一方、チーム「エトワール・サヘル」は金曜、ムハンマド・アミーン・ビン・ウマル選手とヤースィーン・シーハ―ウィー選手がコロナウイルスから回復したのに対し、国際的なゴールキーパーのアイマン・マスルースィー選手が感染したことを発表した。同選手は昨日から検疫を余儀なくされている。
チュニジアでは金曜までに14,392人の感染者が確認され、うち9,360人が現在感染中、191人が死亡した。
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翻訳者:黒田航生
記事ID:49963