■スイス司法当局はパリ・サンジェルマン会長であるカタール人ナースィル・ヒライフィー氏の汚職容疑を無罪とする
【ドーハ:本紙】
10日間続いた裁判は終了し、バルク氏は執行猶予付き懲役刑120日の判決を受け、同時にFIFAに対して175万ユーロの支払いを命じられた。
ヒライフィー氏は裁判後の発表にて、出された判決が自身の無実を明らかにしていると述べた。
同氏は「私に対して4年間にわたって実施され、基本的な事実群と法律を無視した継続的な(捜査)キャンペーンが終了し、裁判所は私の名前を完全なる潔白として処理した」と付け加え、「今日の判決は、根拠のない主張や虚偽の告発、私の評判に対する継続的な毀損が行われた4年間の後、法の支配および健全な告訴の手続きに対する私の信頼を回復するものとなる。また、私に向けられた嫌疑はすべて、証拠の裏付けが一切ないことが証明された」と続けた。
beIN Sportsグループ会長でもある同氏は、裁判の閉廷と自身の無罪が「(スポーツ)業界が他の業界よりも強力なリーダーシップを必要としている昨今、国際スポーツの前向きな未来の想像に向けて役割を遂行するため、私自身のエネルギーを集結させるものとなるだろう」と強調した。
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