空気が冷えて気温が下がることで大気汚染が増加し、空気質が低下することにより、この季節に多くの人々が呼吸に関する問題を抱えている。
ISNA(イラン学生通信)によると、汚染した空気中での呼吸は、ぜんそく・気管支炎・肺炎、その他の肺疾患など多くの問題を伴い、そのため大気中の粒子に対する肺の健康の維持が重要となる。
健康分野の専門家らによると、家庭療法によって大気汚染による肺疾患の発症を高確率で予防することが可能である。この家庭療法の一つがハーブティーを飲むことである。
家庭にあるハーブを使って簡単に用意することができ、大気汚染から肺の健康を守り、免疫システムを強化してくれるハーブティーは、複数のハーブとスパイスを調合したものである。
このハーブティーは、すりおろしたショウガ、シナモンスティック、バジル、セロリ、黒コショウ、グリーンカルダモン、アニスから成る。このハーブティーは、薬効や効能が認められている素材から作られる。
これら全てのスパイスを深い鍋に入れてコップ一杯分の水を加え、それを10分間沸騰させればハーブティーが出来ます。オーガニックのはちみつを加えるとより飲みやすい味になる。
このハーブティーは免疫システムを強化するので、免疫システムの強化が重要となるコロナ禍において効果的である。
また、朝コーヒーを飲む習慣がある場合には、これからはコーヒーの摂取を控える必要がある。毎朝コーヒーの代わりにハーブティーを飲むことで、免疫システムが強化され、肺が浄化される。一日に何度もハーブティーを飲む必要はなく、こうして毎朝一度飲むだけで十分である。
Pledge Timesによると、このハーブティーの素材の多くは体温の上昇に繋がるので一日に十分な量の水を飲む必要がある。
多くのハーブティーは、他の甘味飲料やカフェイン飲料の良い代替品であるが、特に疾患がある、あるいは薬を服用中の場合は、それらを飲む際に、医師や代替医療・漢方薬学の専門家に相談すること。
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翻訳者:C.O.
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