■東京オリンピックに参加するシリアスポーツ界の英雄たちは野望を抱く
【シリア国営通信】
2021年東京オリンピックへ参加するシリアの英雄たちの目は、この大規模なスポーツイベントに参加し、シリア国旗が表彰台の上へと掲げられるという名誉ある偉業を実現することを強く見据えている。
今月23日に開幕するオリンピックへの出場権を持つ選手らは、ヒンド・ザーザー(卓球)、マジド・ガザール(陸上競技)、アフマド・ハムシュー(馬術)、マアン・アスアド(ウェイトリフティング)、ムハンマド・マースー(トライアスロン)、アイマン・カカルズィーヤ(競泳)らである。
ダマスカス総合スポーツ連盟のフィラース・ムウラー会長は、同連盟が主催したオリンピックのシリア選手団に向けた送別式のなかで以下のように述べた。「ダマスカス総合スポーツ連盟は、各競技連盟の戦略に従い、オリンピック大会で名誉あるパフォーマンスを発揮するにあたって相応しい選手を育成するため、必要とされるものを提供してきた。我々は、選手たちが強く競い合い、良好なパフォーマンスを発揮し、彼らが希望することを成し遂げることを望んでいる」。
同会長は同様に、シリアの選手らが国際選手権において成し遂げた注目すべき成果、およびそこで(特にオリンピック出場選手を選考する段階において)確認された彼らの際立ったパフォーマンスについて触れた。
マアン・アスアド選手は、オリンピックのウェイトリフティング競技において成果を達成するために最善を尽くす準備ができていると述べた。アスアド選手はまた、目標の実現に向けた決意と意思を従えつつ、シリアにおけるスポーツ業績の歴史に加わるであろう輝かしいメダルを獲得する決意を表明した。
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