■東京オリンピックに参加するシリアスポーツ界の英雄たちが野望を抱く

【シリア国営通信】

走高跳のマジド・ガザール選手は、世界中の選手たちが待ち望んでいるイベントにおいては、陸上競技は簡単なものとはならないだろうと述べた。しかし彼は同時に、世界中のスポーツ活動に影響を与えたコロナ禍によって、海外イベント参加やキャンプトレーニングの停止といった数々の障害が準備段階で生じていたにもかかわらず、結果を成し遂げるための努力を怠っていないことを示した。

ウェイトリフティングのマアン・アスアド選手のトレーニングを監督したカイス・アスアドトレーナーは、同選手が際立ったレベルにあり、今後の選手権において上位入賞を目指すという強い意思を有していることを指摘した。また、同選手がオリンピックに向けて準備万端であると述べた。また同トレーナーはアスアド選手が肩の怪我を負ったために、トレーニングの負荷を若干軽減したことを明らかにした。選手自身の目標を達成し、オリンピックにおいてその名前を強く刻み込むため、同トレーナーの提供する（通常）トレーニングにアスアド選手を復帰させるためであるという。

シリア卓球連盟のバッサーム・ハリール会長は、オリンピックへの出場権を持つ最年少のシリア代表選手として、ヒンド・ザーザー選手の重要性を指摘した。同氏の説明によれば、卓球連盟は国内および国外のキャンプにおいてザーザー選手に頻繁に同行してきたという。

(1)に戻る