アラブ諸国でラマダーンが開始
2021年04月13日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ほとんどのアラブ諸国では火曜日、モロッコとオマーン国では水曜日にラマダーンが開始
【各国首都:アナトリア通信】
ヒジュラ歴1442年(西暦2021年)の聖なるラマダーン月は、ほとんどのアラブ諸国で4月13日にあたる火曜日に始まるが、モロッコとオマーン国では水曜日に始まる。
サウジアラビア、パレスチナ、ヨルダン、スーダン、カタール、クウェート、UAE、バーレーン、アルジェリア、リビアは、月曜日に新月が確認された後、ラマダーン月の初日が明日の火曜日であると発表した。
オマーン国営通信は新月が確認されていないとし、水曜日がラマダンの初日と報じた。
イラクのシーア派最高権威のアリー・スィースターニー氏は月曜日、例年通りイラクのスンナ派ワクフ局の発表とは異なり、水曜日がラマダーン月の初日になることを明らかにした。
日曜日に、エジプト、チュニジア、レバノン、イエメン、イラクのスンナ派ワクフ局はそれぞれ、新月を確認し、ラマダーンが火曜日から開始することを声明で発表した。
ラマダーン月は2年連続で、様々な国の経済と市民の生活状況に悪影響を及ぼす「コロナ」の大流行が続く中やってくる。
多くの国はモスクでの普段の礼拝とタラーウィーフの礼拝を行うことを禁止した。一方、その他の国は、ウイルスの拡散を防ぐために、聖なる月の間、完全または部分的な外出禁止令に加えて、厳格な予防措置を課しながらもモスク内で普段の礼拝とタラーウィーフの礼拝を行うことを許可した。
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翻訳者:井上紗良
記事ID:50905