イスラエル治安当局、アメリカがイラン核合意に復帰すると予測

2021年04月19日付 Hamshahri 紙

 米ニュースサイトAxios[アクシオス]は、シオニスト政権[イスラエル]の情報機関と軍当局が同国の安全保障会議において、アメリカが近くイラン核合意に復帰するだろうとの見方を示したと報じた。

【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、日曜日にシオニスト政権の情報機関と軍当局の高官が同国の安全保障閣僚会議に出席し、ウィーンでのイランと他の世界的大国との協議が2015年核合意へのアメリカの復帰につながるとの見方を強めている。

 この会議に出席したイスラエルの高官2名は、同国の諜報機関モサドと軍当局が安全保障会議においてこの見方を示した、とアクシオスに対して語った。

 テヘラン時間の日曜午後、イスラエルメディアは「イラン」に焦点を当てた同国の安全保障閣僚会議の開催を報じた。

 タイムズ・オブ・イスラエルのウェブサイトによれば、テルアビブ・テヘラン間の緊張が高まる中、2ヶ月ぶりにイスラエルの安全保障閣僚会議が日曜遅くに開催されるということだった。

 アクシオスによれば、この会議では、モサド高官は主にイランの核開発計画の現状について、また軍当局者は域内でのイランの活動の動向について発言したという。

 同サイトは、この会議ではモサドと軍のいずれも、ウィーンで進行中の協議について同様の見方を示したとしている。


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翻訳者:HR
記事ID:50961